土が健康であれば玉ねぎは自分の力で育つ。
新篠津つちから農場の玉ねぎは”つちのちから”に育ててもらっています。
自家製の堆肥について
堆肥は玉ねぎの肥料ではなく「土の中の微生物のエサ」です。近隣の農家さんなどから分けていただいた稲わらや鶏ふん等を約一年間発酵させ、玉ねぎの収穫が終わった9月にすき込みます。土に有機物を補給することで土中微生物が増加し、より自然に近い環境での栽培が可能になります。
2014年に行った畑の土1g中の微生物の量を測る調査では、他の畑と比べ最大で4倍の微生物が検出されました。堆肥がなくても玉ねぎづくりはできますが、自然のリズムに反することなく、自信のあるものだけをお届けしたい。そんな思いから自家製の堆肥を作り続けています。
玉ねぎ本来の
滋味あふれる味わい
2016年9月9日に測定したデータでは、最も数値が高かったおしりの部分の糖度は12.5%と、果物にも匹敵する結果でした。
与えられた環境で自ら育つ「ねを」。私たちは過保護になってしまうことなく、その成長を見守り続けてきました。
栄養素豊富で玉ねぎ本来の滋味あふれる味わいは「ねを」が私たちに教えてくれたひとつの答えだと思っています。
商品情報
栽培する畑を限定し、特別栽培基準(※注)で育てた、自信がある玉ねぎにのみ「ねを」の名前をつけて販売いたします。
※特別栽培基準についてはこちら(農林水産省ホームページ)をご覧ください。
大地に「根を」張り、自然の栄養をたっぷりと蓄えた玉ねぎが、食べていただく人の「いのちの根を」強く、太く、深く、力強いものにしていって欲しい。「ねを」にはそんな願いが込められています。
ロゴマークにある玉ねぎの輪切りをイメージした輪は、自家製の有機的環境で育まれた日々の積み重ねが幾重もの層となり、うまみとあまみがギュッと凝縮された玉ねぎであることを表現しています。また、「昔からあったものの新しい形」という意味のあるギリシャ語の「NEO」と同じ音は、農業という「あたりまえ」のものを「あたらしく」していきたいという、新篠津つちから農場の想いを表現しています。
化学合成農薬と化学合成肥料を一切使わず、
自家製堆肥・自家製ボカシを使用した有機環境
で育った玉ねぎ。
魚かす、米ぬか、もみがらなどを専用かくはん機でかくはんし、その後約一年間空気に触れない状態で嫌気性発酵。
定植前の土にまき、有機物の補給を行っています。
※自家製ボカシは有機栽培玉ねぎにのみ使用しています。