あたりまえに、育てる。
あたりまえを、失わない努力を続ける。
あたりまえを、あたらしくする。
新篠津つちから農場
代表 中村好伸
玉ねぎの
声を聞く
毎朝、畑を無心で歩いていると”玉ねぎの声が”聞こえてきます。
聞こえてくるその声にしっかりと耳を傾け、
「あなたが育ちたいように育ってください。」
という想いで玉ねぎと接しています。
生産者側の「もっと大きく育てたい。」とか
「もっとたくさん獲りたい。」という気持ちを押し付けず、
自然のリズムであたりまえに育って欲しい。
あたりまえに育った玉ねぎは、あたりまえに美味しくて、
あたりまえに体に良い。
それがつちから品質だと思っています。
できるだけ
自然に近い
環境で
自家製の有機肥料で環境を整え、自ら育つ玉ねぎをあたたかく見守る。
毎日のように手で草取りをして玉ねぎのそばにいる。
それが私たちのあたりまえです。
経済的なことだけを考えれば、農薬や化学肥料を使用したほうが効率が良いことはわかっています。
それでも土地に辛い思いをさせて自分たちだけが良い思いをすることはできません。
本当は農業自体が自然界の法則に反していると思っています。
だから地球から畑を借りて、農家として農業をするからには、できるだけ自然に近い環境に近づける努力を続けていかなくてはいけないと思っています。
培ってきたものを、
次の世代へ
新篠津つちから農場の栽培は前身である「佐藤農産」から受け継いだものがベースになっています。45歳に先代から農場を引き継いだあとは、栽培方法をできるだけシンプルにし「玉ねぎがどう育ちたいと思っているか」を第一に考えてきました。その結果、つちから農場の玉ねぎを使いたい。欲しいという声も増えてきました。
こうして培ってきた経験を仲間や海外、また次の世代に繋げていくこともつちから農場としての役割だと思っています。
新篠津つちから農場として
培ってきたものを
仲間へ、海外へ、次の世代へ。
私たちの挑戦は続きます。
北海道つちから
生産組合の
立ち上げ
「自分だけではなく、地域の農家みんなで幸せになりたい。」
そんな想いから「北海道つちから生産組合」を立ち上げました。
出荷する玉ねぎの品質を保つため、勉強会や研修を実施し、特別栽培基準で農法を統一、地域で連携して生産・販売を行っています。
今では年間3億円もの売上高を上げるまでに成長しました。
現状「ねを」ブランドの栽培は新篠津つちから農場だけで行っていますが、明確な基準と仕組みをつくり、今後は「ねを」の栽培農家を増やし、安心安全で美味しい玉ねぎをもっとたくさんの人々に届けていきたいと思っています。